<可もなく不可もない日常を撮るフォトセラピー>

 

 

 

 

 

このフォトセラピーは、素敵な自分を写真に残してそれを見ると元気が出るといったセラピーとは真逆のタイプです。

 

これをはじめたのは、楽しいことが全くないわけではないけれど、生活の大半で雑事に追われ、

 

有意義とは言えないもの・ことの処理をし続けなければならない様子を筆者(フォトルームアンシャンテAki)が

 

約8年間にわたり撮り続けたことで意外な効能があったことに気づいたからです。

 

これらの写真は、だれかに「いいね」と言ってもらえるようなものでは全くありません。

 

かと言って、「この窮状を多くの人に分ってほしい」「拡散希望」というようなインパクトや意味のあるものでもありません。

 

 

筆者が撮っているのは可もなく不可もない、いわば評価3の日常。

 

現在、多くの人がSNSのアカウントを持ち、そこには友人知人、赤の他人の充実した生活、素敵な生活、

 

または逆に困難な状況だとしても社会的にメッセージ性のある発信がたくさんあります。

 

筆者もフォトレッスンではインスタ映えする撮り方、などと言っていますが、それはあくまでもイベントや旅先の記念をキレイに残すため、また作品や商品の撮影など目的があって被写体をきれいに撮るため。

 

写真に撮るとすてきなものが身近にあって、自然にそれを撮るのならいいのですが、映えるためにがんばって行動するとなると疲れることになる、と考えます。

 

実際、最近クライエント様からSNSが疲れるというお話を聞くことも増えてきました。

 

 

本当に普段から素敵なことがいっぱい、発信したいことがあって書くのも苦にならない!という生活をしている方はそれでいいのです。

 

その書き込みを否定するつもりは全くありません。見ていて私も楽しませていただいていますし、知らなかった世界を知ることで感動したり意識が変わったり、プラスの効果も大きいものです。

 

しかし、あなたがたとえそう↑ではなくて日々が雑事に追われてこれといった特別なこともなくルーティン・ワークをこなし続けているだけだとしても、

 

それが「あるのが当たり前」と思われて誰にも認めてもらえないとしても

 

あなたはあなたで闘ってがんばっているのです。

 

 

フォトセラピーの創始者のひとりと言われるジョー・スペンスは

 

空気のような見えない労働、特に家事労働を写真にして可視化、いわば「見える化」しました。

 

そうすることで普段は何もなかったかのごとく整っている家が、実はその家の家事を担うひとが精神的に報われることの少ない労働によって無報酬で整えられていると明確にしました(Jo Spence 1981 ~ 1982)。

 

30年前と違って今では写真を撮るのは一瞬ですし簡単ですよね。私の日常は評価オール3だわと感じている方は、その日常をちょっと撮ってみていただきたいのです。

 

そうしてなんとなく過ぎていく日常的な仕事を画像に残すことで気づかなかった思いが出てくるはずです。

 

 

ここでは、性別年齢は関係なく、家事労働以外のルーティン・ワークも撮影対象です。

 

オフィスで勤務中に写真など撮れないという場合は、休み時間や勤務時間後でもOK.

 

 

コーチングやポジティブシンキング系のセミナーに行けば「現状がイヤなら変えればいい」と言われますね。

 

それも正しいです。変えられるものはどんどん変えればいい。

 

この日常写真撮影は、変えたくても簡単には変えられないものに対して行ってください。

 

(まず身の周りのものごとを「変えられるもの」と「変えられないもの」に分けてみるのもよいです。)

 

 

 

セッションページにも書きましたが、このフォトセラピーで得られる効果は・・・

 

-日常的にこなしている事柄を写真に撮り見える化することで、それにまつわる感情、とりわけ普段は流れていく、覆い隠している感情を表面化することができる。気づくだけでも自己解放効果あり。

 

-普段、知らず知らずのうちに抑圧されている感情を解放することになり体調が良くなる。この場合の「抑圧されている感情」は、自分でも認められない、自分のイメージ(セルフイメージも)や世間体、表向きの顔が粉々になるようなものです。

 

- 私生活が仕事に影響している場合、例えば「職業が○○だから普段から○○であるべき」といった場合、一瞬でも張り詰めた糸をほぐして、誰にも知られたくはない、私的な部分(内的なものも含めて)を解放することができる。

 

― 自分の生活圏外に素敵なものを求めて(用事がないのに)行く必要がなくなり疲れなくなる。

 

― 自分の生活圏内に、他人と比べて素敵なものがなくても気にならなくなる。例えば、美味しそうで素敵な料理やガーデンなど。

 

- 有意義なことをしていなくても、現実で疲弊していても、まずは自分は頑張っているのだと認めることができる。

 

ー 番外、たまに、相当面白い写真が撮れる←これが結構おもしろい。時には芸術になっている。

 

等など。

 

 

 

 

 

 

 

 

筆者はフォトセラピーワークショップをはじめた2008年よりこのセルフフォトセラピーを数百回行ない、上記の効果を何度も確認してきました。

 

 

また、連続のフォトセラピーワークショップ・ベーシックコースの中で日常を撮って日記にすることで、多くのクライアントさんがさまざまな良い効果を得ています。

 

このフォトセラピーは、お一人で、ご自身でできます。

 

そして、これらの写真を使ったカウンセリングがフォトルーム・アンシャンテで可能です。

 

 

こちらのページにシステムなど詳細が記載されていますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。