高いカメラを買う前にちょっと考えませんか?

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Diana F+で。今はない134号線沿いのアイスクリーム屋さん

 

 

みなさまこんにちは。写真家でフォトレッスン講師のAkiです。

 

湘南地方はいきなり暑くなりましたね。お天気が快晴かと思ったら梅雨に逆戻りしたような空模様になったり。一方、豪雨や竜巻の被害に遭われている地域の方もいらっしゃいます。お見舞い申し上げます。

今年はおかげさまでこの熱い季節にたくさんのフォトレッスン、フォトセラピーのオファーをいただいています。本当にありがとうございます(*^_^*)。

レッスンでお外に行ったり、屋内でもクライアントさまの内面を切り取った写真を拝見するたびに私の世界も広がります。

 

さて今日は、レッスンやフォトセラピー・セッションをしていて最近感じたことを、みなさまにシェアしたいと思います。少々お付き合いお願い致します。

 

今の時代ほど他人が撮っている写真を大量に見ることが多い時代はかつてありませんでした。

そんな中で「素敵だな」「きれいだ」と素直に思う写真に出会ったり「これはすごい表現だ」とびっくりする作品に出会う機会も増えました。

色々な写真を簡単に見られて、それらのに刺激を受けるのはいいことだと思います。自分もこんな風に撮ってみたい!となると色々検索したり指導者の意見を仰いだりしますよね。

 

すると、ノウハウやコツだけでなく、「このタイプのカメラを使うといい」「この表現をするにはこのレンズでないとだめ」「プリンターはこれ以上じゃないと意味がない」etc.と機材についての情報も入ってきます。

そして「こういう風に撮りたい」という強い思いを諦められなくて高い機材をどんどん買って、機材に高額なお金がかかってしまう・・・・ということはありませんか?

 

確かに、写真の技術・表現の幅は機材が解決してしまうことも多いです。それは私も否定しません。また、仕事として撮っているのであれば機材にお金がかかることも仕方がないです。

でも、趣味で写真を楽しみたいと思って始めたのに、無理をして高額な機材を買って、気がついたらほかにかなりの金額を費やしてしまった・・・・(;´∀`)。これではちょっと苦しくなってしまいますね(@_@。

 

 

 

 

 

 

 

ここから先は「わたしは写真機材に使えるお金を無限に持っていて、この先も腕力も体力もある、写真表現を極めるだけ極めたい」「きれいな写真を撮ってSNSで”いいね”をいっぱいもらうためならお金に糸目はつけない」という方はお読みにならないでください。

 

私はフォトレッスンのなかでも「この機材を買ってください」とは言っていないつもりです。(そのつもりなのですけど・・・(^-^;。)

 

みんなお金は有限です。趣味の写真で高い機材を買ったことで、本来回すべきところへお金が回らなくなってしまった、家族からも大ブーイングが出た・・・・これではいくら素晴らしい写真が撮れても悲しいですよね。

 

そして良い機材はお金がかかるだけではなく、重量もあります。それを持ち歩く体力、撮影時に支える腕力筋力も必要になります。

じゃあ機材が重いなら三脚・・・となると、その重い機材を支えるためのしっかりした、つまりしっかりして重い三脚が必要(;^ω^)・・・・

あまりに機材が増えたら、もう車じゃないと撮影に行くのは無理!

高い機材から始まって必要なものがどんどんてんこ盛りになってきました(^▽^;)。

 

写真はお金をかけようと思えばいくらでもかけられる趣味・活動だと思います。だから、いくら良いと言われている機材でも買うときはよく考えてからにしましょう。そして、その重い機材を使うときに自分の体力、腕力、移動手段が伴うのかも同時に検討してくださいね。

 

それに、安いカメラ、機材でも使いこなすとそのカメラならではの写真が撮れるのです。例えばトップの写真、これは約5~6千円だったフィルムのトイ・カメラ。フィルム代はかかりますが、なんともやわらかい、ぽわ~んとした雰囲気の写真が撮れます。しかもプラスティックだから超軽い(笑)。ちゃちに見えるかもしれませんが、丁寧に扱えばデジタル機材のような訳の分からない壊れ方はしません。

フィルムのトイカメラというちょっと極端な例を出しましたが、新しい機材を買うのは、すでに持っている機材の良さをもっと知ってからでも遅くないかなと思うのです。

 

でも、どうしても使ってみたい機材があったら、レンタルという選択肢もあります。「一眼レフ レンタル」などで検索してみると出てきますね。1日レンタルから数泊で借りられるものまであるようです。自分へのご褒美に、ここ一番!という撮影のときに、その機材を手にしてみてはいかがでしょうか。