自分の撮りたいものとSNSデトックス(1)

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こんにちは。フォトセラピーのAkiです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日から2回(3回になるかも)、結局自分が撮りたいものを撮るのがいちばん、というこれまで何度かしてきたお話を今のSNS事情に合わせてしたいと思います。

 

SNS(FacebookやInstagramなど)がここ数年で爆発的に浸透し、撮った写真を瞬時に見せ合う、共有するということが誰でも簡単にできるようになりました。2008年の時点でも携帯カメラ、デジタルカメラはすでにありましたが、この状況変化のスピードには驚くばかりです。わたしがフォトセラピーのワークショップをはじめた2008年には考えられなかった世界です(^^;。

 

デジタルカメラやスマホのカメラの性能も日進月歩。使いやすさも進化しアマチュアのレベルも以前と比べて格段に上がりました。

上手く撮れたら誰かに見せたくなる、SNSにアップすれば知らない人にも見てもらえる、いいね!がもらえて写真を通した交流も生まれる。なんと楽しいのでしょう!

 

そして、アマ、プロ問わずに高い技術で撮影されたステキな写真が毎日のようにweb上にあがります。写真集や写真展を見なくても多様な写真を見る機会も増えました。忙しくても身体が思うように動かなくても作品を見られるのはありがたいこと。写真好きな人にはいい時代になったと思います。

 

 

しかし・・・・

 

キレイでステキな写真のシャワー浴びすぎによるココロ(とカラダも)の疲れが出てきたという話も、ここのところクライアントさんから聞くようになりました。

 

― 人気の投稿を見ていると、自分のしたい表現、好きな写真の世界観は今ウケるものではない、と分かって自信がなくなった。

― いいね」の数を他人と比べてしまい、あまり好きではないスタイルでもインスタ映えする被写体を撮っている気がする。

― 他人のすごい写真表現をたくさん見て真似をして撮っているうちに、本当に自分が撮りたいものが何なのかわからなくなった。

― 写真を趣味で始めたけれども、同じアマチュアの人がプロ並みの写真を投稿していて、自分ももっといい写真が撮りたくて高いレンズを2本も買ってしまった(これはSNS登場以前からあるかもしれませんが)。

― 写真を載せるために貴重な休みの日も遠くへ出かけて行ったり、食べたくはないのにインスタ映えする食べ物を注文して撮ったりして消耗している。

などなど、SNS登場前には聞かれなかったお疲れの声がセラピー現場から聞こえてきます。私のように写真を仕事にしているならいざ知らず、一般の人がSNSで映える写真を撮るためにそこまでエネルギーを使ったらそりゃあ疲れますよ(^_^;。

 

また、インスタやフェイスブックに載る写真はプライベートな写真もとても多い。それを見ることでの影響も馬鹿にできないのですが、今回は写真を撮ること、自分の写真との関わりにのみ焦点を当てて書きたいと思います。

さきに挙げたような迷える写真愛好家さんたち、きっと純粋に写真が好きで、撮った写真を見てもらうのも他の人の写真を見るのも好き、多くの写真に触れて貪欲に吸収したい!と思っているのでしょう。だからすぐ撮ってアップ、気が付くとスマホを触ってチェック、を1日に何度もしているのではないでしょうか。

 

でも、それでお疲れが出ているのなら、是非試していただきたいことがあります。

 

「SNSデトックス」です。(2)に続きます。

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