「花は死ぬときに赤い血を流す」中川幸夫展を観て揺さぶられすぎ

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みなさまこんにちは。フォトセラピストのAkiです。

前衛生け花作家であり芸術家、様々なジャンルのマルティアーティストである中川幸夫氏。彼の没後10年回顧展が神奈川県藤沢市のギャラリー「SHONAN 喃の風」にて開催されていました。「花は死ぬときに赤い血を流す」このタイトルとフライヤーの写真に吸い寄せられるように観に行ってみたら・・・・もう歓喜・感動の嵐。どの作品も中川氏の言葉集(「中川幸夫 魂の叫び」より)の展示も素晴らしく、私の魂を揺さぶり展示室から動けなくなりました。

2階で放映されていた、屋外のパフォーマンス。ヘリコプラーから大量の花びらが(鑑賞者の上に)撒かれる、その下で舞踏家の大野一雄氏が身体表現を披露する・・・・・・。この映像も斬新で壮大でありえないほど美しくて・・・ああもう適切な言葉で言い表せない、久しぶりに全身全霊を揺さぶられる展覧会でした。

私も花が大好きで、ちょこっとだけフラワーアレンジや生け花経験者ですが、またお花に触れたくなりました。いえ、お花だけでなく、魂を叫ばせていいんだなと思う1日でした。文章の展示に添えられている絵画は銅版画家の杉山啓子氏の作品です。こちらもとても素敵な世界観でした。下記は展示でスマホで撮影した写真です。こんなに素晴らしい作品群ならちゃんと一眼レフをもっていけばよかったな。

ギャラリー「SHONAN 喃の風」は藤沢市鵠沼橘のレトロな洋館。赤いとんがり屋根が昭和時代の?お屋敷を思わせます。お庭も広く、私が行ったときはきれいなツツジが満開でした。いつも通っていた場所にこんな素敵な一軒家ぎゃらりーがあったとは!そのお庭で華道家の花生けパフォーマンスがあったようです。中央の物体はその名残だそうです。日程を知っていたら観に行きたかったです。

このような素晴らしい展示を私の地元湘南で企画開催してくださった、イメージ・テンさん(代表:谷光 章さん)に心から感謝いたします。ありがとうございました。

展示を見て花のことを花に聞きながら黒いカラーと赤いウンリュウヤナギを生けてみました。そうすると、生け花の「い」の字も知らない私にも花の声が聞こえてきました、かな^^?